2025年冬にモントリオールの空港からホステルまでUberで向かったときのこと。
ウガンダ人の年齢不詳の男性が空港に迎えに来てくれた。
とってもフレンドリーで私を乗せるなり、
「ここめちゃ寒いでしょー? 雪積もってるよ雪!」
「何日滞在予定なの?え、一泊?それは少なすぎるぜ!なんで?なんで?」
「僕は中国人をめちゃくちゃ尊敬してるんだ!だって何もかも周りにあるのは中国製品ばっかりだぜ?すごすぎるぜ!あれ、君日本人なの?」
「僕は英語は道端で習得したよ!サバイブするためにな!」
「君はここに友達はいるのかい?え、いないの?じゃあ君のモントリオールの友達は僕だけってわけか!ははははは」
とまあ次から次へと話が進んでいった。
それはそれはとても楽しかったのだけど、
1つ気になったことが。それは
とにかく運転しながら後ろ向きで話をしていることである。
ヒートアップしていくほど後ろを見続けてしゃべるのだ。
不安で不安で仕方がなかった。
幸いなことに車通りは少なかったから事故なく目的地に着いたのだけど。
そういえばスピードも激おそだったな。
いいからアクセル踏んでくれと心の中で頼んだりもした。
そうして最後ホステルについたら、
「また空港に戻るとき、もし君が必要なら、この番号に電話くれれば空港まで送って行ってあげるよ!
あ、もちろん君が必要ならね!日中はフランス語レッスン受けてるから、夕方しか行けないけどね!」
と言って電話番号を私に教え、嵐のように去っていった。
アフリカの人とあまり関わったことがないのだけど、
思いがけないところでアフリカン魂に触れることができた。
彼はきっとこうしてサバイブしてきたんだなと思うと、なんだか元気をもらえた。
英語をどうやって習得したの?ときいて「道端」と答えが返ってきたのは初めての経験だった。シンプルにかっこいい返しだなと思った。
きっとこれまでたくさんの苦労をしてきているのだろうに。
彼にネガティブなオーラは全くなかった。
むしろ、バイタリティやエナジーがオーラに滲み出ていた。
私はどうしても綺麗にスマートに生きようとしてしまうけれど、
もっとがむしゃらに生きてもいいのかもしれない。と彼をみていて思った。
これからどうやってサバイブしていこうかな。

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